今回は巻き爪とも関係が深い外反母趾(がいはんぼし)について説明していきます。
外反母趾とは?|原因や症状 巻き爪との関係
まず、巻き爪の原因にもなる外反母趾とは、親指が人差し指側に「くの字」のように曲がり変形し、親指の付け根部分が次第にでっぱてくる状態を言います。外反母趾が進行してしまうと今まで履いていた靴が合わなくなったり、付け根部分が腫れ靴に当たって痛みを感じ歩行にも支障をきたしてしまう場合もあります。 また、外反母趾の反対に小指が薬指側に曲がってくる”内反小趾” (ないはんしょうし)もあります。
外反母趾の原因
まず外反母趾とは「先天性」と「後天性」の2つにわかれてきます。
~先天性の場合~
◉遺伝
おじいちゃんおばあちゃんや、お母さんお父さんに外反母趾の方がいる場合、骨格の遺伝で外反母趾になりやすくなります。
◉足の形
足指の形には大まかに3種類あり、”エジプト型” ”ギリシャ型” ”スクエア型” があります。
・エジプト型・・・親指が一番長くだんだん小指に向かうにつれ短くなっている
・ギリシャ型・・・人差し指が一番長くなっている
・スクエア型・・・すべての指の長さがほぼ同じ
このように3つのタイプがありますが、一番外反母趾になりやすいのは”エジプト型”です。
~後天性~
◉足に合わない靴
足に合っていない靴を履いていると、指先が先端にぶつかったりパンプス・ヒールなど高さがあり先端が細くなっているものは親指が隣の指側に押され次第に外側を向いてしまいます。
◉生活習慣
だんだんと運動をする機会が減ったり、歩くことも減り足の筋力も落ちてくると外反母趾を生じやすくなります。
外反母趾の症状
・親指の根本のでっぱりが靴内部にあたり痛みがでてくる。
進行してしまうと赤く腫れてしまったり擦れてタコができてしまうことも。
・足にあるアーチの崩れ
足には、外側と内側の縦のアーチ、指先の付け根部分の横の3つのアーチがあります。
この3つのアーチにより体を支えバランスを取り、足にかかる負担も軽減する役割がありますが外反母趾の影響で横のアーチが崩れてしまうと、疲れやすくなったり痛みから歩き方も変わってしまうこともあります。
外反母趾と巻き爪と関係
外反母趾になると、前述したとおり、アーチの崩れから足指にも過剰な負荷がかかるようになり、外反母趾の程度や、足の変形具合によって圧力のかかり方や負荷のかかり方で巻き爪や爪の変形を起こしやすくなります。人によっては片側だけに負荷がかかることでなりやすい「つの字」型の巻き爪や、くの字に曲がった親指や小指(第5趾)に挟まれることで中の指が巻き爪になるケースも多く見受けられます。
予防と対策
◉足に合った靴に変える
・紐がある靴で足の甲をしっかり固定できるもので、サイズは0.5cm~1cm大きいものが望ましい。
・中敷きを入れ靴の中での遊びを軽減
・仕事によりヒールを頻繁に履いている方は、高さ3cm以内のものにする。
・足指のストレッチで足底筋を鍛え、外反母趾の進行を防ぐ
その他にも対策として正しい靴の履き方や、歩き方などもあります。
もしかしたら私も外反母趾・・・?など少し気になることがあれば月に一度、無料相談も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
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コラム作者:郡山巻き爪矯正院 折笠
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