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子供の巻き爪
2019年8月30日
暑く厳しい夏も終わり、少しづつ過ごしやすくなってきましたね。
さて、今日は子供の爪や靴に関して少しお話したいと思います。
最近というか、来院される患者さんの中で小学生のお子さんが来ることが多くなってきたよう来たように感じます。
うちに来られるお子さんの爪を拝見しますと、深く爪を切っていることが多いように思いました。
親御さんからしてみれば、子供の爪は短く清潔に保つことを心掛けているかもしれません。活発に動くお子さんの爪
を怪我のないよう守るべく、爪は短く切ってあげることは親心かもしれません。
思い起こせば、私自身も子供たちが小さいころにはそう思って、子供の爪を切る度、白い輪郭に沿ってバチバチ切っ
ていたことを思い出しました。しかし当時の我が家の子供たちは、深爪だったにも関わらず、運よく爪のトラブル
に悩まされることなく現在に至りました。
子供に限らず、大人でもそうですが、爪のトラブルを起こさない事として大事なことは深爪をしない事です。
爪は白い輪郭通りには切らずに、角は残しておく事です。
切りすぎる事で、爪が伸びた時に爪が皮膚にくい込みやすくなり、痛くなったからと言ってまた深く切ってしまって
は悪循環になってしまいかねません。
手の指程見る機会のない足の爪ですが、深爪がダメだからと言って、長すぎても短すぎてもいけません。常に適度
な長さに整えることが大事でしょう!!
また、お子さんの成長に合わせての靴の選び方も大事ですね。
どうせ大きくなるんだし、少し大きめのサイズでもいいか!と思うかもしれませんが、大きい靴、キツイ靴を履き続
ける事でも爪に負担が掛かり、巻き爪やそれらに伴う爪のトラブルの原因になるかもしれません。
小さいお子さんの場合、紐靴はまだ結べず大変かもしれませんが、靴を選ぶ際は、靴の先端で足の指が動かせるゆと
りがあり、足の甲でしっかりと固定できる靴を選ぶことが良いかと思います。
日々成長している訳ですから、サイズが合っているのかをこまめに見てあげるといいですね!!